2014年05月30日

TPPの日米交渉において思うこと

日米TPP協議を再開 焦点の豚肉で米団体が圧力 日本外しの声も
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140529/fnc14052920460011-n1.htm

昨年夏に日本はTPPに参加したが、交渉は思わしくない。


TPPに参加するのには賛成、反対どちらの意見もあり、それぞれが一歩も譲らない姿勢のため
どちらが良いのか明確な答えは現時点ではないと言える。
個人的にも、メリット、デメリットともにあり、良いとこ取りというわけにもいかないのが事実だろう。

◆ アメリカの理不尽な要求

TPP自動車交渉で、日本は完全不利に!
軽自動車税制も標的にしかねないアメリカのワガママ

自動車において、アメリカは日本のことを「閉鎖的な市場」だと言っている。
私が日本人だからかもしれないが、この意見については「だったらもっと良い自動車を持ってこい」と言いたい。
事実、輸入車についてはベンツやフォルクスワーゲンは多少高価であっても売れているし、
韓国の現代自動車なんか販売網を整備しても売り上げが低迷したんだから。

日本にはトヨタ自動車や日産自動車、本田技研があるから手強いけど、
本当に良いものだったら売れると思う。

市場の構造が違うため単純に比較できないが、スマホはアメリカのアップル社「iPhone」がダントツに
売れているし、外食産業だってスターバックスが流行しているし、通販業界ではAmazon.comが
流行しているんだから、日本人の好みに合えば売れると思うんだけどね。
アメリカの消費者も馬鹿じゃないから日本車を買っているんじゃないの?と思う。

◆ コメの国内保護について

話は反れるが、TPP交渉に参加する前の2012年末にJAのビルに入ったことがある。
そこには、あちこちに「TPP反対!」と頭ごなしに否定する横断幕があった。
TPPは原則関税撤廃だから、締結されればコメの関税が撤廃されて国産農家がたちまち壊滅するからという理由だろう。
農家の感情は理解できるし、有事になったらタイ米ですら入手困難になる1993年の騒動を
繰り返したくないという気持ちもある。


ただ、これだけは言いたい。
・ 政府は過去に減反政策をして、コメの生産量を調整しなければならない程コメの量が余っているのに、
 輸入する意味なんかないんじゃないか?
・ JAは農業の利権を手放したくないから、頭ごなしにTPPに反対しているんじゃないか?
・ 現在の政権与党である自民党は、農協が選挙の際に票田になっているから、客観的な判断が出来ない。
・ 農家から高くコメを買い取り、安く販売する制度のために農家に「甘え」が出来ているんじゃないか?

現在のTPP交渉で安易な合意をしないのは評価できると思うけど、年々コメの消費量が減っているのに
これ以上輸入しても困るんじゃないの?とは思う。
コメの価格が下がるのは多くの消費者にとっては朗報かもしれないけど。

◆ 米韓FTAを参考に

あと、身近にアメリカと自由貿易協定(FTA)を締結した国がある。韓国だ。
いつも思うのだが、米韓FTAを参考にしているのかを。


報道していないだけで、実は政府も米韓FTAを参考にしているのかもしれない。
そして、だからこそアメリカの無茶な要求も跳ねつけているのかもしれない。

いずれにしろ、アメリカは常に無茶な要求をしてくる。
油断をすると、不利な要求を呑まされるため、常に用心が必要なのは言うまでもない。


結論は、TPPの交渉は続けるべきだと思う。
そして、アメリカの無茶な要求には断固として「No」を言い続け、
日本だけが損になるような合意は絶対にせずに
国益を死守してほしいと強く願う。


posted by blue14 at 00:17| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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